-- カブトムシとミミズに助けられるプランター果樹園 --
アボカドのプランター(鉢)栽培

2021年より自宅でアボカドの鉢栽培を始めました。
完熟アボカドを自宅で食べた〜い!!・・・って思ってね。
庭に置いてるから冬越が出来れるかが問題です。




更新履歴 




アボカドの木の『タイプ』について
Aタイプ Bタイプ
午前に雌花が咲き、午後に雄花が咲く 午前に雄花が咲き、午後に雌花が咲く
1日目の午前に雌花が咲く
2日目の午後に雄花が咲く
1日目の午後に雌花が咲く
2日目の午前に雄花が咲く
1日目の午前と2日目の午後で咲き終わり 1日目の午後と2日目の午前で咲き終わり
アボカドには、上記のように2つのタイプが有ります。
受粉させるには「雄花」と「雌花」が『同時』に咲く必要があるため
AタイプとBタイプの木が最低でも各1本必要です。

栽培品種
品種名 タイプ 耐寒温度(℃) 入手方法
メキシコーラ A -6 2021年8月
種苗会社のネット通販で耐寒性のある2種セット購入
ベーコン B -4
ウィンターメキシカン A -5.6 2024年5月
熱帯果樹苗生産販売の九州の業者さんから単品購入
フェルテ B -4
たぶん・・・ハス A -2 2021年1月播種
 法事のお土産に入っていたアボカドを食べた後の種

 2025年2月 枯らしてもうた
2024年3月播種
 アボカドを食べた後の種

 2025年8月 枯れたのを確認
2024年4月播種
 アボカドを食べた後の種

2024年5月播種
 アボカドを食べた後の種


種苗会社、熱帯果樹専門の生産販売業者さんで購入している。
あと、ダメもとで食べたあとの種を播種してます。

2021年1月、法事のお土産に入っていたアボカドを食べたあとの種を鉢に埋めておいた。
よって品種不明ですが、おそらく『ハス』だと思す。
これが1月下旬で、外の日当たりの良い場所に放置しておいたのですが、いっこうに発芽しない。
(当たり前ですよね、冬だから)
そのうちに種がカパッと2つに割れてきたので、腐ったか?と思いつつも放置して置いたら
暖かくなってきたら芽が出て来た。

種を播種した場合には個体差のため発芽にかかる時間がバラバラのため、気長にまちましょう。
以降、ちょくちょく播種しています。

用土
最初に買った苗木はプランターに入っている土に腐葉土を混ぜて使用。
現在はユーチューブで見たアボカド栽培農家さんの用土をアレンジしてます。

用土 配合
赤玉土中粒 2
鹿沼土中粒 3
軽石小粒
※赤玉と鹿沼は可能ならば『硬質』がよい

上記を正確に量ったわけでなく、4〜6号ポットを使って何杯入れたで計測。
カブトムシとハナムグリが作った腐葉土(腐食土?)を元肥代わりに少し混ぜてます。
ちなみに、赤玉と鹿沼は「硬質」がよいらしいが、そこいらに売ってないんで通常の物を使ってます。

この用土を使う前は、野菜を作っていたプランターの土を流用してたんですが、
土を替えたらマジで成長が全然違いました。

水管理
アボカドはホントに水が大好きですねぇ。
かと言って、水でベチャベチャになった土では根腐れしてしまいます。
そのため、用土の排水性が重要になってきます。
とは言っても、あくまでプランターや果樹用の鉢で育ている、おいらの感想ですけどね。

夏場は朝夕の2回は必須、底から流れ出るまで与えてます。
土が勝手に乾燥するし木自体の吸い上げも多くなり、表面の鹿沼土なんかは乾燥して真っ白になってますよ。

1日に2回が無理なら、赤玉と鹿沼の比率を逆転した方がいいかも。
ここ最近の猛暑では、午前中の水やりは鉢の中が蒸さらない工夫が必要だと思いますよ。
ちなみに私は、鉢をアルミでくるんで熱を反射させ用土が熱くならないようにしてます。

冬場ですが、
土の状態を一応は確認しますが2〜3日に1回は鉢底から流れ出るまで与えています。
基本的には天気がいい日の午前中に太陽で少し温まった水を与えていますが、
勤務の都合で平日は難しいので、冷たい水を湯で少し温めて与えるようにしています。

クドイですが、アボカドは水と空気(通気性)が大好きです。

肥料
栽培を始めたころは固形の「発酵油かす骨粉入り」だけを使用してましたが
鉢替え時に用土を変更してからは、IB化成をベースに上記固形肥料を使うようにしました。
ただ、IBは白いカスが残るのが気になります。

2024年 秋ごろからハイポネックス社の「プランティア」を使い始めました。
肥料成分がいいのと3カ月程度もつので手間がかからないけど、
アボカドの場合は結構「水」をあげてるので、もっても2か月ぐらいでしょうか。

2024年 冬からハイポネックス社の「原液」を規定どおりに薄めて毎週日曜日に与えています。
レモンも育てているですが、あまりにも葉色が「まっき(黄)っき(黄)」こなったので使い始めました。
そのついでに、土が非常に肥料持ちが悪い配合だから多少でも肥料を効かせたいと思って。

運よく実が生ったら、有機肥料の使用を増やしたいと考えてます。

冬越し
さすがに、種を播種して芽が出たその年は玄関内に入れた方が無難。

基本的に、霜にあてるのはNG(だと思う)。
おいらは霜にあてたこと無いから正確な事はわかんないけど・・・。

北風の直撃を避けるため、置き場は南側の軒下。
木が若いうちは緩衝材(プチプチ)で簡易温室を作り、鉢も緩衝材でくるんで極力冷え込まないようにしてました。
木が大きくなってからは不織布でくるんでいるだけです。

宿敵・コガネムシの幼虫
なんか成長がわるいなぁ〜と思っていた時、たまたま苗木を追加したので鉢替えをしたらコイツが出てきた。
鉢替えしなかったらアウトだった。